第五回 SEO(検索エンジン対策)の実践「キーワード/キーワードフレーズを定める -- 1」

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SEO の成果は対象キーワードの設定次第

SEO の目的は検索結果ランキングを向上させることではない。あくまでも、収益に繋がるユーザーを Web サイトに集めることである。この点から考えても、対策を施すキーワード、およびキーワードフレーズの選定は非常に重要である。なお、キーワードとは単語(シングルワード)、キーワードフレーズとは単語を組み合わせた複数語句を意味する。


シングルワードでの対策は費用対効果が低い場合もある

弊社が SEO の相談を受ける際、顧客の多くはシングルワードでの対策を望む傾向にある。しかし、シングルワードでの対策は非常に労力がかかる(コスト負担が大きい)。シングルワードでの検索では競合となるサイト(結果として返ってくる件数)が増えるため、これまでの経験からして、ランクインするまでに最低でも半年程度は覚悟しなければならない。また、一旦上位に表示させても、すぐに下がってしまう傾向にある。つまり、シングルワードでの対策は、よほどその単語に確信がない限り勧められない。

確かに、検索数で見ればシングルワードによるものが多いのも事実である。しかしシングルワードで検索するユーザー層には、顧客企業の情報を求めていない人まで含まれている可能性が非常に高いため、コンバージョン率を考えると効果的とは言い難い。

もちろんジャンルによっては、「レンタカー」などの場合のようにシングルワードでも非常にコンバージョンが高い場合もあるので、完全に無駄とは言いきれないが。


複数語句を導き出すには

複数語句とは言うもの、もちろん複数語の組み合わせであれば何でも良いという訳ではない。

例えば、通信販売に関するサイトへの誘導であれば「通信販売」「通販」、「販売」といった単語を組み合わせることで、より購入意思が高いユーザーに絞って集客することができる。その他「資料請求」、「見積り(見積もり、見積)」、「料金」、「検索」、「(地名、地域)」、「登録」といった単語も、場合によって非常に効果が見込める。


ユーザーの立場から考えてみる

上記のような仮説を事前に立てることは重要であるが、具体的な事例からキーワードやキーワードフレーズを導き出す方法もある。

まず、アクセスログの活用である。リファラー(Referrer)には直前のページの URL が残っているので、これを分析すれば、「どこの検索サイト」で「どのような検索ワード」を使って検索して訪問したかが分かる。アクセスログ分析ソフトウェアを用いれば、簡単にこの情報を把握することが出来る。検索エンジン対策には必須ツールである。

次に、実際にヒアリングしてみることも忘れてはいけない。特に若年層の女性をターゲットにする場合や専門性の高いジャンルの場合には独特の略語や言葉遣いがあるので、実際に該当する人に聞いてみることをお勧めする。

最後に、穴場的な存在として掲示板を紹介する。大抵のジャンルでそれ専門の掲示板が設置されている。これら掲示板を見ていると、実際にユーザーが用いる(入力)する言葉が残っているので、非常に参考になる。

以上のことを参考にしていけば、「化粧品」に組み合わせる単語が「サンプル」、「試供品」、「トライアル(キット)」のいずれであるかは簡単に分かるだろう。また、同時に、各企業サイトで使われている表現がどれだけユーザーに不適切であるかについても、分かってくると思う。