ユーザビリティ
ユーザビリティ (Usability) とは、use+ableから来ており「使えること」が元々の意味である。
使いやすさとか使い勝手といった意味合いで使われることが多いが、その語義は多様であり、関連学会においても合意された定義はまだ確立されていない。
「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い。」
・有効さ (Effectiveness) … ユーザが指定された目標を達成する上での正確さ、完全性。
・効率 (Efficiency) … ユーザが目標を達成する際に、正確さと完全性に費やした資源。
・満足度 (Satisfaction) … 製品を使用する際の、不快感のなさ、および肯定的な態度。
1. 学習しやすさ … システムは、ユーザがそれを使ってすぐ作業を始められるよう、簡単に学習できるようにしなければならない。
2. 効率性 … システムは、一度ユーザがそれについて学習すれば、後は高い生産性を上げられるよう、効率的な使用を可能にすべきである。
3. 記憶しやすさ … システムは、不定期利用のユーザがしばらく使わなくても、再び使うときに覚え直さないで使えるよう、覚えやすくしなければならない。
4. エラー … システムはエラー発生率を低くし、ユーザがシステム使用中にエラーを起こしにくく、もしエラーが発生しても簡単に回復できるようにしなければならない。また、致命的なエラーが起こってはいけない。
ユーザビリティの問題には3つの側面があると、日本におけるユーザビリティの第一人者である黒須正明教授は提唱しています。
・操作性…機器の操作すなわち人間の出力系に関係した側面
・認知性…機器の認識すなわち人間の入力系に関係した側面
・快適性…機器操作にまつわる人間の内部状態に関係した側面